再度イギリスのEU離脱がポンドに与える影響を考えてみる

 6月23日にイギリスにおいてEU離脱を巡る国民投票が行われましたが、離脱派が多数票を確保する結果となりました。この結果を受けて、キャメロン首相は辞意を表明しました。10月の党大会までは首相にとどまるようですが、イギリスはこれから離脱に向けてEU本部や加盟各国と交渉を進めていくものと思われます。

 今回の国民投票は2013年にキャメロン首相が公約したものです。今年2月の欧州首脳会議において、イギリスが求めていたEU改革案が合意されたことで自信があったのでしょうが、完全に裏目となってしまいました。 続きを読む

イギリスのEU離脱がポンドに与える影響

 イギリスのEU離脱を問う国民投票の期日が6月23日と迫ってきました。最近の世論調査では、離脱派が残留派をわずかに上回っているようです。海外メディアはこの問題をイギリス:Britainと離脱:exitの英単語をもじってBrexitと呼び、連日大きく報道しています。

 第二次大戦を通じて基軸通貨の座をドルに明け渡してしまったポンドですが、今でも世界で4番目の流通量ということもあり、FXでは人気の取引通貨です。今回の問題がポンドの値動きにどのように影響を与えるのかを考えてみたいと思います。 続きを読む

雇用統計でドル円が大きく値動き

 米5月雇用統計が発表されましたが、非農業部門の雇用者数が前月比+3.8万人と市場予想の+16.0万人を大きく下回る結果となってしまいました。最近の報道では、6月か7月にFRBの利上げが行われるのではないかという見方が大半だっただけに、市場にとってかなりのネガティブインパクトになったようです。 続きを読む

ひろです。
お酒ばっかり飲んでいるけれど、私はげんきです。

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