株とか経済の話題を扱います。たまにご飯。
2月16日から日銀が民間銀行の当座預金に対してマイナス金利を導入しましたが、一般の預金者が預けているお金の金利が引き下げられたり、国債の運用利回りが低下するばかりで、景気刺激策としての効果がまだ表れていません。
「マイナス金利」という言葉の響きのせいか、預金が目減りしてしまうのではないかと危惧する人が続出し、「これからはタンス預金じゃ!」と言わんばかりに家庭用金庫がバカ売れするという事態を招いております。 続きを読む
G20において日本の金融緩和が通貨安競争になるのではないかと報道された記事を先日のエントリーで引用しましたが、どうやら誤報のようであります。 続きを読む
先日、8年物の長期国債金利がマイナスに突入したことに触れましたが、早くも10年物の国債金利までがマイナスとなり、史上最低利回りを更新しております。 続きを読む
日銀のマイナス金利のサプライズ導入により、おととい・昨日と買いの入っていた日経平均株価ですが、原油安を背景とした海外株価の急落などにより、前日比559円43銭安の1万7191円25銭で取引を終了しました。日本円が通貨高に振れたことも東京市場で売り注文が増えた原因のようです。これでサプライズな追加緩和の効果が吹き飛んだことになります。
銀行株や生損保株は軒並み叩き売られており、新興市場の銘柄のような値幅になっております。マイナス金利による収益悪化や国債利回りの運用利益の悪化などを嫌気された模様です。先行してマイナス金利を導入している欧州の銀行と同様に、三菱東京UFJ銀行が大企業などの普通預金に口座手数料を導入することを検討しはじめたようです。 続きを読む
先日、景気刺激策として日銀がマイナス金利を導入しましたが、これが収益を悪化させるのではないかとの懸念から、銀行株が軒並み続落しました。三菱UFJは株主優待でピーターラビットのタオルが貰えるそうですが、なんとも高いタオルになってしまったようです。
先行してマイナス金利政策を行っているスイスですが、年金基金が国債による運用では期待している利回りが望めないためリスク資産にシフトしたところ、最近の金融市場が芳しくないことから損失を抱えているのではと指摘されています。生損保株にも同様の懸念があるため、本日は銀行株以上に叩き売られています。 続きを読む
日銀が追加の金融緩和としてマイナス金利を導入したことで、29日の東京株式市場では銀行株が軒並み下落しました。日銀の当座預金に積んでいた資金から得ていた金利収益が将来的に減少する見通しであることが原因だと見られています。
また、銀行の貸出金利は長期国債の利回りと連動することが多いので、貸出金利がさらに低下することで収益が悪化する可能性を指摘されています。 続きを読む
1月18日参院予算委員会での黒田総裁 続きを読む