株とか経済の話題を扱います。たまにご飯。
日銀が追加の金融緩和としてマイナス金利を導入したことで、29日の東京株式市場では銀行株が軒並み下落しました。日銀の当座預金に積んでいた資金から得ていた金利収益が将来的に減少する見通しであることが原因だと見られています。
また、銀行の貸出金利は長期国債の利回りと連動することが多いので、貸出金利がさらに低下することで収益が悪化する可能性を指摘されています。 続きを読む
1月18日参院予算委員会での黒田総裁 続きを読む
年明けから3000ポイントを割り込んでしまった上海総合指数ですが、下げ止まる様子がありません。26日には2月の春節(旧正月)により市場からの資金流出が懸念されたことにより、6%の大幅反落となりました。中国人民銀行が午前に大規模な資金供給を行ったのですが、株式市場の下落を食い止めることができなかったようです。
中国で安定的に雇用を確保するにはGDPが7%成長する必要があるというのが通説ですが、先日発表された去年の成長率は6.9%と7%を割り込んでしまいました。「中国は大丈夫なんでしょうか」なんてこのブログでもコメントしたんですが、26日に国家統計局の王氏が突然摘発されてしまいました。 続きを読む
最近の自動運転技術であれば高速道路でならば実用可能なのではないかなどと言われていますが、なんとアメリカのフォードが世界で初となる雪道での自動運転車の走行実験を開始したというニュースが入ってまいりました。 続きを読む
22日、アメリカでドローン登録制度が運用を開始されてから1ヶ月が経ちましたが、登録件数が約30万件になったと発表されました。アメリカでは総重量が250グラムから25キロのドローンは登録を義務付けられていますが、FAA(米連邦航空局)が「1ヶ月以内に登録すれば登録料が無料だよ」キャンペーンをはったことで、所有者も非常に協力的だった模様です。 続きを読む
年明けから延々と下がり続けていた日経平均株価ですが、21日に欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が3月の追加緩和を示唆したことで投資家心理が改善、前日比でなんと941円27銭の大幅上昇となりました。28日の日銀金融政策決定会合で追加の緩和策がでることも期待されているようです。余りのボラタリティに鼻血が出そう。 続きを読む
波乱の幕開けとなった2016年の世界経済ですが、IMFが世界の経済成長の見通しを下方修正するなど、相変わらず良いニュースがでてきません。本日の日経平均株価指数も朝からひたすら右肩下がりとなり、16500円を割り込んでしまいました。
アメリカの金融引き締めにより新興国などのリスク資産に投入されていたドルが反転することで、新興国経済の先行きはさらに不透明になったと思われます。IMFが発表した2016年の経済成長率予想では、中国こそ横ばいであるものの、ブラジルが深刻なリセッションに陥るだけでなく、ロシアなどはマイナス成長するだろうと予測されています。金融引き締めを行った当のアメリカですが、ドル高により製造業が打撃を受けるだけでなく、原油安が設備投資を抑制していると指摘されています。 続きを読む
先日の記事で原油のWTI先物が1バレル=30ドルを割り込んだことを話題にしましたが、この下落の原因はどうやらイラクに対する欧米の経済制裁の解除が背景にあるようです。16日にウィーンにおいてアメリカ・EU・イランの各外相が会談を行いますが、核兵器開発などをきっかけにはじまった経済制裁が解除される見通しのようです。 続きを読む
世間はSMAPの解散で大騒ぎですが、東京株式市場も大騒ぎです。今週の水曜日に上海総合指数が3000ポイントを割ったことで世界的に株安の傾向であり、大発会から5連敗した日経平均株価ですが木曜日に一度反発したものの、週末金曜日の東京市場は再度下落。本日の参院予算委員会において日銀の黒田総裁が「現時点で追加緩和するという考えはない」と発言したこともあり、東京市場は見事な右肩下がりとなりました。下り最速の面目躍如といったところです。 続きを読む
7日の上海株式市場は前日比-7%と急落し、相場の急変時に取引を停止するサーキットブレーカーが発動し、開始30分で取引を終了しました。日米などの市場にも同じような制度がありますが、中国の場合は発動の基準が低過ぎるため上手く機能しないと指摘されていましたが、実際その通りになってしまった模様です。
これを受けて、中国証券監督管理委員会は7日遅くに声明を発表、「想定通りに機能しなかった」として同制度を8日から一時中断すると決定しました。再導入の予定は明らかになっていません。今月の4日に導入された同制度ですが、稼動してからわずか3営業日で停止に追い込まれてしまいました。市場の沈静化のために導入したはずなのに、株売りをあおる結果になっただけだったと指摘されています。 続きを読む
新年早々、中国株式市場でサーキットブレカーが発動し、それにつられて東京株式市場でも大発会では過去2番目の下げ幅を記録したりしましたが、皆様いかがお過ごしですか?遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 続きを読む