ゆうちょ銀行はマイナス金利による収益悪化をどうしたらよいのか?

 日銀のマイナス金利のサプライズ導入により、おととい・昨日と買いの入っていた日経平均株価ですが、原油安を背景とした海外株価の急落などにより、前日比559円43銭安の1万7191円25銭で取引を終了しました。日本円が通貨高に振れたことも東京市場で売り注文が増えた原因のようです。これでサプライズな追加緩和の効果が吹き飛んだことになります。

 銀行株や生損保株は軒並み叩き売られており、新興市場の銘柄のような値幅になっております。マイナス金利による収益悪化や国債利回りの運用利益の悪化などを嫌気された模様です。先行してマイナス金利を導入している欧州の銀行と同様に、三菱東京UFJ銀行が大企業などの普通預金に口座手数料を導入することを検討しはじめたようです。 続きを読む

マイナス金利により銀行株が続落

 先日、景気刺激策として日銀がマイナス金利を導入しましたが、これが収益を悪化させるのではないかとの懸念から、銀行株が軒並み続落しました。三菱UFJは株主優待でピーターラビットのタオルが貰えるそうですが、なんとも高いタオルになってしまったようです。

 先行してマイナス金利政策を行っているスイスですが、年金基金が国債による運用では期待している利回りが望めないためリスク資産にシフトしたところ、最近の金融市場が芳しくないことから損失を抱えているのではと指摘されています。生損保株にも同様の懸念があるため、本日は銀行株以上に叩き売られています。 続きを読む

マイナス金利で通貨安競争懸念

 日銀が追加の金融緩和としてマイナス金利を導入したことで、29日の東京株式市場では銀行株が軒並み下落しました。日銀の当座預金に積んでいた資金から得ていた金利収益が将来的に減少する見通しであることが原因だと見られています。

 また、銀行の貸出金利は長期国債の利回りと連動することが多いので、貸出金利がさらに低下することで収益が悪化する可能性を指摘されています。 続きを読む

日銀がマイナス金利政策を導入へ

1月18日参院予算委員会での黒田総裁 続きを読む

日経平均、よわよわ

 波乱の幕開けとなった2016年の世界経済ですが、IMFが世界の経済成長の見通しを下方修正するなど、相変わらず良いニュースがでてきません。本日の日経平均株価指数も朝からひたすら右肩下がりとなり、16500円を割り込んでしまいました。

 アメリカの金融引き締めにより新興国などのリスク資産に投入されていたドルが反転することで、新興国経済の先行きはさらに不透明になったと思われます。IMFが発表した2016年の経済成長率予想では、中国こそ横ばいであるものの、ブラジルが深刻なリセッションに陥るだけでなく、ロシアなどはマイナス成長するだろうと予測されています。金融引き締めを行った当のアメリカですが、ドル高により製造業が打撃を受けるだけでなく、原油安が設備投資を抑制していると指摘されています。 続きを読む

日経平均株価、今日も弱い

 世間はSMAPの解散で大騒ぎですが、東京株式市場も大騒ぎです。今週の水曜日に上海総合指数が3000ポイントを割ったことで世界的に株安の傾向であり、大発会から5連敗した日経平均株価ですが木曜日に一度反発したものの、週末金曜日の東京市場は再度下落。本日の参院予算委員会において日銀の黒田総裁が「現時点で追加緩和するという考えはない」と発言したこともあり、東京市場は見事な右肩下がりとなりました。下り最速の面目躍如といったところです。 続きを読む

日経平均の年初からの5日続落は戦後初

 7日の上海株式市場は前日比-7%と急落し、相場の急変時に取引を停止するサーキットブレーカーが発動し、開始30分で取引を終了しました。日米などの市場にも同じような制度がありますが、中国の場合は発動の基準が低過ぎるため上手く機能しないと指摘されていましたが、実際その通りになってしまった模様です。

 これを受けて、中国証券監督管理委員会は7日遅くに声明を発表、「想定通りに機能しなかった」として同制度を8日から一時中断すると決定しました。再導入の予定は明らかになっていません。今月の4日に導入された同制度ですが、稼動してからわずか3営業日で停止に追い込まれてしまいました。市場の沈静化のために導入したはずなのに、株売りをあおる結果になっただけだったと指摘されています。 続きを読む

あけましておめでとうございます

 新年早々、中国株式市場でサーキットブレカーが発動し、それにつられて東京株式市場でも大発会では過去2番目の下げ幅を記録したりしましたが、皆様いかがお過ごしですか?遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 続きを読む

ひろです。
お酒ばっかり飲んでいるけれど、私はげんきです。

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